食育とは?取り組む理由&家庭で実践するポイントを解説

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食育とは

「食育が大事って聞くけど、そもそも食育ってなに?」

「家庭で食育するには具体的に何をしたらいいの?」

本記事では、こんなお悩みを解決します。

この記事でわかること

  • 食育とは何か
  • 食育が大切な理由
  • 家庭で食育を実践するポイント

子育て中のママの中には、すでに家庭で実践していることが「食育」になっているかも知れません。

ちいくママ

私自身、子育てを通じて改めて食の重要性に気がつきました!調べたことをシェアしますので、気軽に読んでくださいね。

食育とは

食育は、私たちが健康的な食生活を実践できるような「食」に関する知識と「食」を選択する力を育む取り組みです。

食育は政府も力を入れている取り組みであり、現在は農林水産省が食育推進業務を担っています。

「食育」と聞くと子ども向けの教育をイメージする人が多いかも知れませんが、健康のために食事を選ぶ力はあらゆる世代で重要です。

ただ、一度身に付いた食生活を大人になってから改めるのは難しいもの。

だからこそ、子どものうちから「食」に関する知識や重要性を学んでいくことが大切といえます。

食育はなぜ大事?

食育が重要な理由を5つご紹介します。

食育が重要な理由

  • 健康状態の維持・向上に役立つ
  • 学力の向上を助ける
  • 食文化に触れる機会になる
  • 社会性や共感力が育つ
  • 安心・安全な食事への意識が高まる

社会で生きていく力を身につけるためにも、食育は非常に有効です。

順番に見ていきましょう。

健康状態の維持・向上に役立つ

食事は、子どもの健康状態や成長に深く関わっています。

正しい食事は栄養バランスを整え、体力や免疫力を向上させるための基盤ともいえるもの。

適切な栄養を摂取することで、病気のリスクを下げ、長く健康で生きることにつながります。

学力の向上を助ける

学力向上のためにも、食事は重要な役割を担っています。

例えば、朝食を摂る習慣がある生徒は、集中力や記憶力が高まり、学習成績が向上する傾向があります。

栄養バランスの取れた食事を摂ることで、脳の働きが活性化され、学びの効率も高まりますよ。

食文化に触れる機会になる

食育の場は、地域の食文化や伝統を学ぶ機会にもなります。

食事のマナーや地域の食文化を学ぶことで、子どもたちは地域の文化や伝統についての理解を深めることができます。

学校給食や課外活動でも、食を学ぶ環境を提供しているところは多いですよね。

社会性や共感力が育つ

共食や家族での食事は、社会性や共感を育むことに綱あります。

一緒に食事を摂ることでコミュニケーションが生まれ、家族や友人との絆も深まります。

ちいくママ

食事を通じて育ててくれた人や作ってくれた人への感謝、思いやりの気持ちを学ぶこともできますよね。

安心・安全な食事への意識が高まる

食育は食品の安心・安全にも関心を向けることを促します。

食品の選択や食事の準備・片付けにおいて、安全性や衛生面を意識する習慣も身に付きます。

食品の情報を理解し、安全な食を選ぶ力を育むことにつながっていきますよ。

家庭での食育のポイント

家庭での食事を食育につなげるポイントを、世代に分けてご紹介していきます。

ちいくママ

実践できそうなものがあれば、ぜひ参考にしてくださいね。

なお、授乳期はママの食生活も重要です。

別の記事で授乳中の食生活のポイントを解説しているので、参考にしてくださいね。

授乳中のママが食事で気を付けるべきこと!摂るべき栄養素と避けた方が良いもの

授乳中のママの食事が大切な理由と、摂るべき栄養素について解説。

幼児期の食育

幼児期は、触って味わう体験を通じて食べる意欲を持ってもらうことが大切です。

食育のポイント

  • 好きな物や食べそうにしている物を多めにする
  • 食べやすい硬さ・大きさを心がける
  • 健康的なおやつを選ぶ
  • 食事の時間を決めてリズムをつける
  • 家族で食卓を囲む

食事を通じてさまざまな食感、味、匂いに触れることで、五感の発達にもつながります。

歯が生えたり、自分でスプーンが持てるようになったりと、幼児期は目まぐるしく変化していくもの。

ちいくママ

「噛まない」「飲み込まない」「吐き出す」「好き嫌い」など、離乳食は順調だったお子さんでもつまづくことはあります。

アレルギーなど個人の体質の違いもありますので、無理に食べさせる必要はありません。

食べる意欲を持たせることを重視して、楽しみながら食育しましょう。

小学生の食育

小学生は、基本的な食事の習慣を身につけることが目標です。

食育のポイント

  • 料理や配膳を手伝ってもらう
  • 畑仕事を手伝ってもらう
  • 食事の重要性を伝える
  • 手洗い、歯磨きの習慣を身につける

小学生になると自分で考えて行動できるようになるお子さんも多く、生活習慣が身につく時期でもあります。

「好き嫌い」がはっきりしてくる時期でもあるため、バランス良く食べることの大切さや栄養素についての知識も少しずつ伝えていくと良いでしょう。

学校給食になる場合も多いですが、家庭でも食事のマナーを教え、料理や配膳を一緒に行うのもおすすめです。

ちいくママ

環境があれば、畑仕事なども体験してみるのも効果的です!

基本的な生活習慣を整えて、健康な生活を送るための知識を身につけていきましょう。

まとめ

食育とは何か、重要な理由や家庭での実践ポイントについて解説しました。

食事は生活の基本であり、健康に生きていくために欠かせないものです。

幼児期は硬く考えすぎず、好きなものや食べたがるものを多く与えるなど、食べる意欲を身につけることを目的にしてみてください。

小学生になると好き嫌いもはっきりしてきますので、バランスの良い食事を摂ることの重要性を伝えると良いでしょう。

大人になってから習慣や考え方を改めるのは、簡単ではありません。

生活習慣の基盤が作られる子どものときから少しずつ食育を取り入れて、健康のために食事を選択する力を育んでくださいね。