【脳の発達にも】ボタン練習はいつから始める?知育効果とおすすめおもちゃを大公開!
ボタンを留める動作は、子どもが成長過程で身につけていく重要な技能の1つ。
実は、ボタン練習は単に手先を使う訓練にとどまらず、さまざまな知育効果があります。
子どもの年齢や発達段階に合わせて、ボタン練習を取り入れることが大切です。
本記事では、ボタン練習をいつから始めたらいいのか、どんな知育効果があるのかについて解説します。
この記事でわかること
- ボタン練習を始める年齢
- ボタン練習の知育効果
- ボタン練習につながる工作おもちゃ
100円ショップの材料で作れるおすすめ工作おもちゃもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
ボタン練習はいつから始める?
子どもがボタン練習を始める適切な年齢は1~3歳と幅広いです。
一般的には3歳ごろからボタン練習を始めることが推奨されていますが、1歳や2歳の頃からでも興味をもっている場合は取り組むことができます。
ボタン練習は指先の器用さや集中力が必要であり、子どもにとっては難易度が高い動作。
子どもの興味や成長に合わせて、焦らずに取り組んでいきましょう!
1~2歳ごろ
1歳や2歳のお子さまでも、ボタンの存在に興味を持っている場合は、練習を始めることができます。
まだ器用さや集中力は発達していないため、簡単なボタンや大きめのボタンを使うと取り組みやすくなりますよ。
マジックテープやマグネットなど、掴んでくっつける、とめるという動作から始めてみてください。
3歳から
3歳ごろから、指先の器用さが発達し、集中力も増してきます。
この頃から本格的なボタン練習を始めることができます。
小さめのボタンや複数のボタンが付いている洋服を使って、少しずつ取り組んでいくとよいでしょう。
幼稚園や保育園では自分でお着替えをする必要が出てくるので、自分のことは自分でできるようになるためのステップとして、ボタン練習をさせるのもおすすめです。
ただし、指先の器用さの発達には個人差があります。
保護者はお子さまの興味や様子を見ながらタイミングを見定め、楽しんで取り組める環境を整えてあげてくださいね
ボタン練習の知育効果
ボタン練習は、幼児期の知育にも効果があります。
ボタン練習の知育効果
- 手先が器用になる(巧緻性)
- 集中力が養われる
- 思考力を伸ばす
それぞれ詳しく解説します。
手先が器用になる(巧緻性)
ボタン練習は、子どもの手指の運動能力の発達を促します。
手先の器用さのことを巧緻性(こうちせい)と言います
ボタンを押す動作や留める操作は、指先の細かな動きや力の加減、両手の協調運動が必要になりますよね。
このような手指の細かな操作を繰り返すことで、細かい作業や工作にも慣れて、物事を正確に行えるようになります。
集中力が養われる
ボタン練習をすることで、お子さんの集中力が鍛えられます。
ボタンを留めるためには、物をよく見て観察し、指先に集中して取り組まなくてはいけません。
特に初めて経験することや慣れるまでは、集中して真剣に取り組む必要があります。
ボタン練習を通じて集中力を養うことで、お子さんは日常生活や学習においても集中する能力が身に付きます。
思考力を伸ばす
ボタン練習は、思考する力を伸ばす効果も期待できます。
ボタンの掛け違いや間違った位置にボタンを留めてしまったときには、その失敗を修正するために考えますよね。
お子さんと一緒に「なんか変だね。どうしてかな?」と考えながら試行錯誤することで、お子さんの思考力が発揮されます!
思考力を伸ばす経験を通して、お子さんは問題解決能力や論理的思考を身につけてくれますよ。
ボタン練習に役立つ工作おもちゃ
ボタン練習につながる指先知育おもちゃをご紹介します。
どれも100均材料で作れますので、ぜひ試してみてくださいね。
ボタン練習につながる工作おもちゃ
- フェルトつなぎ
- お花畑マット
- ルーピングフレーム
順番にご紹介します。
フェルトつなぎ
お花畑マット
ルーピングフレーム
まとめ
ボタン練習は、幼児期の子どもが身につけていく基本動作の1つです。
3歳頃からボタン練習を始めるのが一般的ですが、1歳や2歳の頃から子供の興味関心に合わせてゆっくりと始めることもできます。
指先の器用さや両手の協調運動を養う過程で、集中力や思考力、問題解決力なども育まれます。ボタン練習に役立つさまざまなおもちゃを活用しながら、楽しみながら取り組みましょう。
ボタン練習は根気よく取り組む必要がありますので、工作おもちゃを活用しながら楽しく練習してくださいね。