感覚遊びまとめ!センサリープレイを安全に楽しむための注意点も解説

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感覚遊びは、子どもたちにとって楽しく刺激的な遊びのひとつ。

さまざまな感覚を養うことで、子どもたちの発達にも多大な効果が期待できます。

本記事では、感覚遊びアイデアと、安全に遊ぶための注意点をまとめました。

こんな人におすすめ

  • 楽しく遊びながら知育したい
  • 子どもの感覚を発達させるような遊びが知りたい
  • 安全に感覚遊びを楽しみたい

より安全で豊かな感覚遊びを楽しむために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

感覚遊びとは

感覚遊びとは、目や耳、手指などの感覚を使って楽しむ遊びのことです。

触覚、視覚、聴覚、前庭覚などの感覚を刺激することによって、感覚を受け入れる能力を育む効果が期待できます。

子どもたちは遊びを通じて、自分の感覚を発達させることができます。

ちいくママ

例えば、小麦粉粘土やスライムで触覚を刺激する遊びや、楽器遊びや砂遊びで聴覚を刺激する遊びが人気ですよね!

感覚遊びには以下のようなメリットがあります。

感覚遊びのメリット

  • 自分の感覚に気づく練習や感覚を受け入れる力が付く
  • みんなで一緒に楽しむことができる

感覚を受け入れることが主な目的なので、難しく考えずに楽しめるでしょう。

センサリープレイとどう違うの?

ポポ

センサリープレイとどう違うんですか?

ちいくママ

基本的には同じものを指していて、少しだけ違いがあります。

感覚遊びとセンサリープレイは基本的に似ていますが、ここではその微妙な違いについて説明します。

感覚遊びとは

感覚遊びとは、五感を使って遊ぶことを指し、感覚を通して学ぶ活動のことをいいます。

ちいくママ

子どもが自由に遊び、探索と発見をしながら楽しむものです。

感覚遊びの例

  • 砂場で砂の感触を楽しむ
  • 指で絵の具を触って色を混ぜる
  • 外で葉っぱや木の枝を集めて遊ぶ

センサリープレイとは

センサリープレイは感覚遊びの一種ですが、もう少し具体的な目的があります。

特定の学習目標や発達目標に沿って計画された活動を通じて、遊びながら学ぶことが多いです。

センサリープレイは特定の目的を持ち、遊びながら学べる要素が組み込まれているのが特徴です。

ちいくママ

実は、ちょっとしたお勉強の目的が設定されている遊び、という感じですね。

センサリープレイの例

  • 触感を使って異なる形の物体を識別する遊び
  • 色とりどりのビーズを色分けしたり、糸に通したりする遊び

感覚遊びの種類と例

子どもたちが楽しめる代表的な感覚遊びの例を、種類別にまとめました。

感覚遊びは1つの感覚だけでなく、複数の感覚が同時に使われる遊びもたくさんあります。

さまざまな感覚を楽しむことで、子どもたちの感覚が育っていきますよ。

触覚:触れて楽しむ遊び

  • 小麦粉粘土
  • スライム
  • 砂場遊び
  • 水遊び
  • くすぐり遊び

視覚:目で見て楽しむ遊び

  • ミラーボール
  • 光遊び
  • 色遊び

聴覚:耳で聴いて楽しむ遊び

  • 楽器遊び
  • 音遊び

前庭覚、固有覚など:身体の傾きや回転などを楽しむ遊び

ちいくママ

身体を動かしてバランスを取る遊びや、ぐるぐる回ったり揺れたりする遊びを通じて、自分の体がどう動いているか、どうバランスを取っているかを楽しむことができます。

  • トランポリン
  • ブランコ
  • ジャングルジム
  • すべり台
  • 鉄棒

感覚遊びの効果

感覚遊びが子どもの発達に与える効果をご紹介します。

感覚遊びの効果

  • 五感の発達
  • 好奇心と探求心の育成
  • 細かい筋肉の発達
  • 自己肯定感の向上

順番に見ていきましょう。

感覚の発達

感覚遊びは、子どもの五感を総合的に刺激します。

触覚、視覚、聴覚、嗅覚、味覚といった感覚が同時に活性化されるため、子どもの感覚機能の発達を促します。

例えば、泥遊びでは土や泥の触感を体験するだけでなく、泥の色や形状を視覚で認識し、泥のにおいを嗅いで感じることもできます。

ちいくママ

砂遊びや泥遊びは、好奇心を刺激しながらさまざまな感覚を刺激します!

このように、脳の異なる領域が同時に刺激されることで、子どもの感覚や認識のスキルが育ちます。

好奇心と探求心の育成

子どもの好奇心と探求心を刺激し、新しいものに触れる楽しさを感じることができます。

異なる材料や感触を楽しむことで、子どもは新しい発見をしたり、興味や関心を持ちます。

また、感覚遊びを通じて問題解決能力や創造力も育まれます。

ちいくママ

例えば、どうやったらスライムがもっと伸びるかな?とか、好きな色にするには何をまぜようかな?とか考えるきっかけになりますよね。

子どもが自分で楽しみながら試行錯誤することで、自己成長の機会を得ることができます。

細かい筋肉の発達

感覚遊びは指先の細かい筋肉を使うため、細かな動作が上手になります。

触れる材料や素材を自由に扱うことで、子どもの指先の器用さや巧緻性が向上します。

ちいくママ

巧緻性とは、手や指の細かい動きを上手にコントロールする能力のこと。例えば、小さなビーズをつまんだり、細かい絵を描いたりするときに必要なスキルです。

巧緻性が高まると、文字を書くことや、ピアノやギターなど手指を使う楽器を弾くのが上手になる効果があります。

自己肯定感の向上

新たな経験やスキルの習得は、子どもの自信につながります

親や周囲の人から認められたり褒められることで、達成感が自己評価をアップさせます。

ちいくママ

ほめられて自信がつくことで、自己肯定感が養われます。

自己肯定感が育つことで、さらに自分を信じることができ、新たな挑戦にも積極的に取り組めるようになります。

感覚遊びを安全に楽しむための注意点

children
ポポ

感覚遊びをする上で気を付けることはありますか?

ちいくママ

安全に楽しむために、以下のことに気を付けてください。

感覚遊びを安全に楽しむための注意点

  • 身体への負担やけがに気を付ける
  • 適切な環境で保護者が見守る
  • 子どもの気持ちを尊重する
  • 集中しすぎ・やりすぎに注意

身体への負担やけがに気を付ける

楽しく遊ぶことが大切ですが、身体に過度な負担をかけないよう注意も必要です。

例えば、大きな音がする活動や長時間の身体を動かす遊びは、場合によっては負担になる場合があります。

安全な環境で遊ぶように配慮し、適度な休憩や体力に合った遊びを心がけましょう。

適切な環境で保護者が見守る

感覚遊びは、意図せず事故やけがにつながる可能性もあります

特に水遊びや高所での遊びでは、事前の安全対策や見守りが必要です。

目の届く範囲で見守るようにしましょう。

子どもの気持ちを尊重する

感覚遊びは子どもに人気ですが、なかには苦手な子や特定の感覚に過敏な子もいます。

それぞれの子どもの気持ちを尊重し、遊びのペースや内容を調整することが大切です。

子どもの感覚や好みに気を配りつつ、安全で心地よいと感じる環境づくりを心がけてくださいね。

集中しすぎ・やりすぎに注意

感覚遊びが楽しい一方で、夢中になりすぎると他の遊びや活動に目を向けなくなることも考えられます。

子どもが夢中になる遊びを好きなだけ取り組んでほしいですが、他の楽しい経験を逃してほしくないですよね。

子どもの好奇心を大切にしながらも、幅広い遊びへの関心を促してみましょう。

ちいくママ

大人が楽しんでいるところを見せて関心を引き付けるのも良いですよ。

いろいろな感覚遊びを取り入れて、世界を広げてあげましょう。

まとめ:感覚遊びを安全に幅広く楽しもう

感覚遊びは子どもの成長や発達に多くのメリットをもたらす遊び。

感覚の発達や好奇心と探求心の育成、細かい筋肉の発達、自己肯定感の向上など、さまざまな効果があります。

遊びのバリエーションの確保などを意識しながら、子どもたちが安全に楽しめるような環境を周囲が作る配慮が必要です。

子どもの興味や好みに合わせて、ぜひ感覚遊びを取り入れてみてください。