【親子で楽しむ】縫い刺し遊びの嬉しい知育効果!おうちモンテの取り組み方も紹介
子どもたちの発達において、創造性や手先の技術を養う活動は非常に重要。
その中でも「縫い刺し遊び」は、単に楽しい時間を提供するだけでなく、子どもたちの成長において多くのメリットをもたらします。
本記事では、縫い刺し遊びが子どもたちの発達にどのように役立つのかについて解説します。
この記事の内容
- 縫い刺し遊びとは
- モンテッソーリ教育における縫い刺し遊びの目的
- おうちモンテでの取り組み方
縫い刺し遊びは、モンテッソーリ教育にも取り入れられていますよ。
おうちモンテでの縫い刺し遊びの道具や手順についても詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてくださしね。
なお、0歳からできる縫い刺しにつながる遊びには棒とおしや紐とおしがあります。
Instagramの投稿でまとめているので、こちらも参考にしてくださいね。
縫い刺し遊びとは
縫い刺し遊びとは、針と糸を使って紙や布などの素材を縫っていく遊びです。
モンテッソーリ教育の一環として教具にも含まれていますよ。
縫い刺しは子どもたちにとって新しい経験であり、手先の器用さや集中力を養うのに役立つとされています。
推奨される遊びの開始時期は2歳半ぐらいからで、幼い兄弟がいないなど安全面に配慮した環境で取り組みます。
針を使うので注意が必要ですね。
ちょっぴり危なっかしいですが、その分子どもたちの集中力を高める効果があります!
縫い刺し遊びは、指先の器用さや手の動きの制御能力を養うのにも役立ちます。
縫い刺しを通じて、子どもたちが自分の力で作品を完成させる達成感も味わうことができるのも良いところ。
親子で一緒に取り組むことで、お互いのコミュニケーションや絆を深めることができるでしょう。
また、縫い刺し遊びは美的感覚を育む効果もあります。
造形遊びや色遊びの要素も含まれているので、子どもたちの感覚をさまざまな角度から刺激できますよ。
縫い刺し遊びの効果
縫い刺し遊びの効果は大きく4つ挙げられます。
縫い刺し遊びの効果
- 細かな指先の発達
- 集中力の育成
- 器用さの向上
- 自尊心の向上
それぞれ詳しく見ていきましょう。
細かな指先の発達
縫い刺し遊びは、子どもの指先の使い方や感覚の発達を促す効果があります。
細かい作業に慣れることで指先のコントロールが向上し、ビーズや紐などの細かい部品をつまんだり、左右の手で異なる動きをしたりできるようになります。
また、指先を積極的に使用することで脳にも刺激を与え、指先と脳の関連性が高まっていきますよ。
集中力の育成
縫い刺し遊びは集中力の育成にも効果的です。
縫い刺し遊びに集中することで、子どもの集中力が向上します。
長時間一つの作業に取り組むことができるようになるので、その後の勉強や習い事にも役立つでしょう。
器用さの向上
縫い刺し遊びは、指先の器用さを伸ばすことにもつながります。
子どもは縫い刺し遊びを通じて、狙い定めたところに針を差し込む技術を身につけることができます。
糸を通すためには、針の小さな穴に糸を通す繊細な作業が欠かせません。
この作業によって、子どもの細かな手の動きが磨かれ、器用さの向上が期待できます。
自尊心の向上
縫い刺し遊びを通じて、子どもは自分で作品を完成させるという経験ができます。
縫い刺し遊びは集中力を要する作業であり、子どもが作品を完成させた時の達成感は非常に大きいもの。
自分の手によって何かの作品が出来上がったときの達成感や充足感は、何事にも代えがたいですよね!
モンテッソーリ教育と縫い刺し
モンテッソーリ教育とは、子どもたちの自己成長や自己教育の力を大切にする教育法。
モンテッソーリ教育ではさまざまな手指遊びが行われており、その中でも縫い刺しは非常に重要な遊びです。
モンテッソーリ教育における縫い刺し遊びの目的
- 縫い方を学ぶこと
- 紙に穴を開ける動作を身につけること
- 用具を慎重に使いこなすことができるようにすること
- 集中力を身につけること
縫い刺しのお仕事は、台紙に穴を開け、針に糸を通し、台紙を縫っていくという多くの作業工程から成り立っています。
はじめは穴を開けるといった作業から始めることもできますし、お子さんのペースに合わせてお仕事内容を分割することも良いでしょう。
モンテッソーリ教育では、縫い刺しのお仕事を通じて子どもたちがさまざまな能力を発展させることが期待されています。
縫い刺しは集中力や器用さを養うだけでなく、自信や達成感を高める特別な体験といえますよ。
おうちモンテの縫い刺しの取り組み方
おうちモンテとして縫い刺し遊びを取り入れる方法を具体的にまとめました。
最初は紙を毛糸で縫うなどスモールステップでスタートし、成功体験を積み重ねることが大切です!
道具を準備する
おうちモンテの縫い刺しの材料はこちらです。
おうちモンテの縫い刺しの材料
- 台紙(フェルトや画用紙)
- コルク鍋敷き(机に置いて土台にする)
- 目打ち
- とじ針
- 刺しゅう糸や毛糸
刺しゅう用のとじ針は指に刺さっても痛みが少ないため、比較的安全に遊ぶことができます。
どれも100円ショップで手に入るものですね!
縫い刺し遊びの進め方
- 台紙に線を引き、等間隔に点を描く
- コルク鍋敷きの上に台紙を置き、点の部分に目打ちで穴を開ける
- とじ針に糸を通す
- 台紙を縫っていく
子どもは意外と大人の様子を見ているので、教えなくても縫い始められる子が多いです♪
好きなやり方で自由に遊ばせて、助けを求められたらアドバイスしてみてくださいね。
まとめ
縫い刺し遊びは、子どもたちは集中力や手先の器用さを養うのに効果的な遊びです。
子どもたちの自尊心を高める特別な経験でもあり、作品を完成させる喜びを味わうこともできますよ。
親子で一緒に取り組むことで、コミュニケーションや絆を深められるでしょう。
子どもたちの成長をサポートするために、ぜひ縫い刺し遊びを取り入れてみてくださいね!